2004年11月 16

さてさて、私、最近テレビを購入いたしました。
主な使用目的は Playstation かな?って感じだったのですが、今のところほとんど使ってません。。
冬休みには活躍してくれることでしょう。

ところで、来年には Playstation3 が出るとか出ないとか。
その Playstation3 ですが、今回もいろいろと話題を提供してくれてます。
LinuxベースのOSだとか、新しい分散コンピューティングコンセプト云々かんぬんだとか・・
その中でも、ひとつ目に付くのが Blu-ray の採用だよね。

Blu-ray とは、簡単に説明した、ソニー、松下電器産業などが共同策定した直径12cmの次世代光ディスク。
再生専用のBD-ROMで、DVD-ROMの約6倍に相当する54Gバイトの記憶容量を持ちます。
要するに、CG 等を多用する為にゲームが DVD には収まりきらなくなってきて更に容量の多いディスクを採用することになったと。

こんなことで注目されたりした Blu-ray ですが、
次世代光ディスクにはもうひとつの企画が存在してまして、その名も “High Definition DVD” 通称 “HD DVD”。
こちらは、再生専用のHD DVD-ROM規格では片面単層で15GB、2層で30GBの記憶容量を持ってます。
この HD DVD の最大の特徴は現在の DVD と互換性があるってこと。
つまり、DVD機器の上位互換機種としてHD DVD機器を開発することが容易であり、生産コストを抑えることができるんですね。
こちらは、東芝、NEC 等が中心となって開発されてます。

今、こんな感じで、次世代光ディスクのこの2つの規格がしのぎをけずってます。
それぞれ、自らの推すフォーマットが標準となれば大きな利益を得られるから。
私としましては、やはりどちらかひとつの規格で統一して欲しいですね。

一歩で、DVD においては当初「プラス」と「マイナス」の2つの規格どちらが残るか?という感じだったのが
両方の規格に対応するドライブが主流になっており、現在は共存の道をたどっていますね。

と、ここで思い出すのが、 VHS 対 ベータ。
ソニーが画質にこだわって世に出したベータ、クオリティーは断然ベータ。
ですが、残ったのは VHS。
よいものが残るというわけでもなく、
いいものを作りつつかつ消費者をうまく囲い込んでしまった方が勝つ。
というもんなんですね。

さてさて、将来的に、この次世代光ディスク、どちらに軍杯があがるのでしょうか?

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